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Setouchi Minato no yado
歴史ある建物を再生
尾道は古くより交易の要所として栄えた港町で、ここに残る歴史ある建物を後世に伝えるため、建築家、建築史家とともに瀬戸内の何気ない一日を暮らすように過ごせる一棟貸の宿として再生しました。
尾道に暮らすように滞在する
ふたつの歴史ある建物を宿泊施設によみがえらせた「せとうち 湊のやど」。島居邸 洋館は千光寺への参詣路に立地する昭和初期の洋館です。外観は当時の面影を残しながら、和と洋、今と昔が調和した、尾道水道を一望できるくつろぎの空間です。出雲屋敷は江戸後期から続く歴史ある漆喰塗りの白い土壁に囲まれた屋敷を改修しました。数寄屋建築の美しさや四季折々の色が映える庭園、尾道水道が織りなす風景を眺めながら、穏やかな町の息遣いを感じる場所になります。
桐谷昌寛/島居邸 洋館
菊竹清訓建築設計事務所において菊竹清訓に師事。在籍中及び独立後現在に至るまで、空間のリサイクル(日本建築学会設計競技優秀賞)や島根県立美術館(公共建築賞特別賞)、神原汽船本社オフィス(日経ニューオフィス推進賞)など多数のプロジェクトを手がける。
中村昌生/出雲屋敷
現代日本における茶室・数寄屋建築研究の第一人者として、茶室・数寄屋などの伝統建築の復元保存、設計管理や技術の継承・発展に尽力された。2019年没。
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〒722-0033 広島県尾道市東土堂11-12 (LOGレセプションデスク 受付時間9:00-20:00)
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0848-24-6669
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